マイケル・ティルソン・トーマス
| マイケル・ティルソン・トーマス Michael Tilson Thomas | |
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マイケル・ティルソン・トーマス | |
| 基本情報 | |
| 生誕 | 1944年12月21日 |
| 出身地 |
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| 死没 |
2026年4月22日(81歳没) |
| 学歴 | 南カリフォルニア大学 |
| ジャンル | クラシック音楽 |
| 職業 | 指揮者、ピアニスト、作曲家 |

マイケル・ティルソン・トーマス(Michael Tilson Thomas、1944年12月21日 - 2026年4月22日)は、アメリカの指揮者、ピアニスト、作曲家。本来はトーマスが姓であるが、英語圏では極めて多い姓であることから、ミドルネームを添えてティルソン・トーマスを称している。MTTとも略される。
人物・来歴
[編集]1944年カリフォルニア州ロサンゼルスにて、ロシア系ユダヤ人の家庭に生まれる。祖父ボリス・トマシェフスキー(Boris Thomashefsky)[注釈 1]はキエフ近郊のシュテットル・タラシチャ(Tarascha)出身で、ニューヨークのイディッシュ劇場の設立者。祖父ボリスの姪はイディッシュ女優のベラ・フィンケル(Bella Finkel)であり、ベラの夫は映画俳優ポール・ムニ。
南カリフォルニア大学にてインゴルフ・ダールの下で学んだ。1969年に、ウィリアム・スタインバーグの後任として ボストン交響楽団の指揮者としてデビューし、その後、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンジェルス・フィルハーモニック、ロンドン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団の指揮者を務めた。
1988年には、クラウディオ・アバドの後任として、ロンドン交響楽団の首席指揮者に抜擢される。グスタフ・マーラーやリヒャルト・シュトラウスなど録音も多く行い高い評価を得たが、同時期にレナード・バーンスタインが名誉会長として就任していた手前、人気は隠れがちになってしまった。
1990年にレナード・バーンスタインが札幌市に創設した国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバルに、バースタインとともに芸術監督を務め、同年バーンスタインの逝去後、芸術監督を引き継ぎPMFオーケストラを指揮、2000年まで務めた[1]。
2004年には、初めてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮台に登った(曲目はマーラーの交響曲第1番他)。
また、若い音楽家の育成を目的として、フロリダでニューワールド交響楽団を創設した。
祖父の代からガーシュウィン一家と親交が深く、ジョージ・ガーシュウィンの権威として他の追随を許さない。
1995年から2020年までサンフランシスコ交響楽団の音楽監督、現在は桂冠音楽監督を務める。これはピエール・モントゥーの19年間を超える最長期間の在任となり、自主制作を含む録音も量産し黄金期を迎えることとなった。特に、一連のマーラーの録音は高い売上と豊富な受賞があり、極めて高い評価を得ている。
2021年に脳腫瘍の手術を受け、2025年2月に再発した。同年4月に活動を休止し、2026年4月22日、膠芽腫のためサンフランシスコの自宅で死去。81歳没[2][3]。
私生活
[編集]ゲイであることを自ら公表したことで知られており[4]、30年以上にわたってプライベートとビジネスの両面でMTTを支えているジョシュア・ロビソン(Joshua Robison)と共に、カリフォルニアに在住していた[5][6]。2014年11月、ロビソンと正式に結婚した[7]。2026年2月に夫を亡くした[3]。
グラミー賞
[編集]- Grammy Award for Best Orchestral Performance
- 2006年 マーラー:交響曲第7番(サンフランシスコ交響楽団)
- 2003年 マーラー:交響曲第6番(サンフランシスコ交響楽団)
- 2000年 ストラヴィンスキー:『火の鳥』『春の祭典』『ペルセフォーヌ』(サンフランシスコ交響楽団・合唱団、ペニンシュラ少年合唱団、サンフランシスコ少女合唱団)
- 1997年 プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』抜粋(サンフランシスコ交響楽団)
- Grammy Award for Best Classical Album
- 2006年 マーラー:交響曲第7番(サンフランシスコ交響楽団)
- 2004年 マーラー:交響曲第3番、『亡き子をしのぶ歌』(サンフランシスコ交響楽団)
- 2000年 ストラヴィンスキー:『火の鳥』『春の祭典』『ペルセフォーヌ』(サンフランシスコ交響楽団・合唱団、ペニンシュラ少年合唱団、サンフランシスコ少女合唱団)
- Grammy Award for Best Choral Performance
- 1976年 オルフ:『カルミナ・ブラーナ』(クリーブランド管弦楽団・合唱団、クリーブランド少年合唱団)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ ロシアの文芸学者のボリス・トマシェフスキーとは別人物
出典
[編集]- ↑ “アーカイブ 1990-1999”. PACIFIC MUSIC FESTIVAL. 2026年3月7日閲覧。
- ↑ “ティルソン・トーマスさん死去 米指揮者、ロンドン交響楽団など:朝日新聞”. 朝日新聞 (2026年4月25日). 2026年4月24日閲覧。
- 1 2 “Michael Tilson Thomas, renowned conductor and composer, dies at 81” (英語). AP News (2026年4月23日). 2026年4月24日閲覧。
- ↑ Tilson Thomas, Michael glbtq
- ↑ マイケル・ティルソン・トーマスはゲイなのですか? 続・徹底研究ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団
- ↑ Michael Tilson Thomas and his partner of 30 years SFGate
- ↑ 38 years together, Tilson Thomas and Robison marry. November 3, 2014 SFGate
外部リンク
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